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H.K

CO2濃度が見える


春の気配を感じられる季節になりましたが、換気してますか?


換気を行うにも周囲への気遣いや理解が必要ですよね。正しい換気は「三密対策」や「作業効率低下の予防」に繋がると言われています。今回は換気の目安として注目されているCO2センサーモジュールを使った試作品のお話をします。


冬場の換気について

CO2センサーモジュールを使った試作にあたって、当初は機能を詰め込めるだけ入れてみました。CO2濃度の蓄積・可視化はもちろん、クラウドを利用したスマホへのプッシュ通知や遠隔監視等々。試作した物を半年以上使ってみて「人が多いほどに」「長時間人が居るほどに」CO2濃度が上昇する事が実体験できました。

しかし、いざ換気を行うと周りからは「寒い」「もうそろそろいいんじゃない?」などの声が多く、周囲の理解と協力を得る為にも「わかりやすい可視化」と「効率の良い換気」が必要な事を実感しました。


遠くからでも色彩の変化でCO2濃度を実感

CO2濃度(ppm)を数値で表示するだけでは良い空気の状態なのか否かわかる方は多くない思います。そこで色と色彩の変化でCO2濃度を示す事にしました。CO2濃度が低いほど青く、CO2濃度が濃くなるほど赤く光ります。また、換気の目安となるCO2濃度(1000ppm)を超えると燃える様な赤に色彩が変化します。


アクリルも加工次第で綺麗に光りますね。


色彩の変化でCO2濃度を示した結果、遠くからでも換気の状態が把握できるようなり効率の良い換気を試すきっかけとなりました。


CO2センサーの利用促進が進み、より安全快適な空間が増えると良いですね。

今後の取り組みについて

CO2センサーに限らず、新たな価値の創出に向け引き続き取り組んでいきます!


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