GPT-3とは、OpenAIが開発している3世代目の言語モデル。人間が書いたような文章を自動で生成する事ができます。
特徴
追加の学習をせずともそのままで文章生成、穴埋め問題、機械翻訳、質問など様々なタスクに適用できる
活用例
提案書
マニュアル
ドキュメントの自動生成
Q&Aなど
GPT-3を試してみた
GPT-3、つよつよなモデルに見えますが、実際にどうなのか「サルカニ合戦」の文章に質問(Q)してみました。回答(A)はAIからの答えです。
Q: この話のあらすじは?
A: 一匹のサルが、カキの種をひろっておいしそうなおにぎりを持ったカニに出会い、ずるい事を言いました。
Q: 何歳向けのお話ですか?
A: 低年齢向けのお話です。
Q: サルはカニと仲良くなる為にどのようにすべきでしたか?
A: サルはみんなと仲良くなる為に、改心してほしかったです。
Q: カキは何個実りましたか?
A: カキは3個実りました。
Q: カキはどんな悪い事をしましたか?
A: カキはカニにおにぎりを盗んで、それを食べました。
Q: クリは何者ですか?
A: クリはカキの種をまいたサルの友だちです。
Q: この物語の教訓は?
A: 人は改心することで仲良くなれるということです。
まとめ
比較的自然な回答を生成しますが、望ましくない結果が生成されてしまうこともあり、透明性や倫理的な活用を進めるには注意が必要です。一方、GPT-3による創作などの問題を解決するAI(InstructGPT)が開発されており、比較的誤った答えの模倣や加害性が低いものとなっている様です。AIの取り扱いについては、法的・文化的な側面からも議論を押し進める必要がありますね。
GPT-3、いかがだったでしょうか。質問に無理に答えてしまう事はあるものの、試してみたくなりますね。ここでは紹介できませんが、「サルカニ合戦」の他にもニュース記事などで試してみました(結果は大人の事情で公開できそうもありません)。
GPT-3を試してみたいという方ははこちらのサイトでアカウント登録すればお試しができます。尚、日本語より英語で質問した方が精度が良い様です。
参考まで、英語に翻訳されたサルカニ合戦について質問してみました。
Q: What is the lesson of the story?
A: The lesson of the story is that it is important to be kind to others, even if they have done something bad to you in the past.
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